まず最初に、実家で私が滞在している部屋は仏壇がある。庭側には板の間があってそこには父親のパソコン机がある。板の間と部屋の間には障子があって寝る時にはいつも閉まっている。
実家に帰った日の夜、考え事をしていたらなかなか眠れなくなってしまった。部屋は豆電球。旦那とベビーはぐっすりと寝ていた。そろそろ2時頃かなぁと緊張していたら(子どもの頃から幽霊が怖くて2時頃はいつも緊張してしまう。特に実家だとその時の感覚が抜けきれない)何かが外でチラチラとしているのが見えた。
「明かり? それとも雷?」
布団から半身を起こしてみると障子の向こうでパソコンのモニタが点滅している。「ずっと点いてたのかなぁ」とも思ったけど、そうは考えにくいと思い始めたら心臓がドキドキとしてくるのがわかった。
とっさに仏壇の方を見て、再び障子の向こうに目をやる。
「いやいやいやいや、まさかね」
と高速で頭に思ったことを打ち消しつつも点滅が気になって仕方がなかった。覗いてみるべきかやめるべきか。日本のホラー映画的に言えば絶対に覗くと後悔する。「覗かなきゃいいんだよ〜。私ならしない」とつぶやいちゃうシーンだ。好奇心もあるけど、もうヲトナなので覗かないことにする(本当は憶病者なだけという噂も)。
覗くという好奇心は止められたけど、想像は止めることができなかった。「お盆だし、おじいちゃんかなぁ」とか。不思議とこういう時って「おばあちゃんかな」と思わなかったりする。何も見ずに朝を迎えることはできるのだろうか?なんて思っていると「ううぅ」とうなり声が聞こえて旦那の目が開いた。私が起きていることを知って「寝てないの?」と聞いてきた。そこでパソコンの話をしたら
「あれ、壊れてるんだよ、モニタが」
そういえば、前回の滞在の後半にそういうことを父親が言っていたことを思い出す。私が聞いた時は「それってどういう状況よ」という感じだったけど、その後、旦那に状況を説明したら「それは壊れてるでしょう」ということになったんだった。
「あれってまだ修理に出してなかったんだ」と旦那は眠そうにつぶやいた。それを聞いてどっと緊張が解けていった。こうしてお盆のなんちゃって怪奇現象は幕を閉じた。後日、その話を父親にしたらここ最近ないくらい笑われたのは言うまでもない。
子供の頃にいとこから「夜中の丑三つ時頃にお化けが出る」と脅かされて、妙に怖い思いをしたのを思い出しました(笑)。
Posted by: HNU12 : August 21, 2005 10:21 PM私はその呪縛から逃れられなかったクチですよw
Posted by: shika : August 22, 2005 09:50 AM