最新作でもやるようですが、私が見たのはこっちの '67年のもの。007シリーズは家の母が好きで、子供のころに何度か見た記憶があるのだけど今見てもきっと「ああ、これはあれね」とはいかないと思う。正確にわかるのは、最近上映されて映画館へ足を運んだ数本だけ。でも基本的な 007ワールドは維持されているような気がする。
がしかし、
このカジノ・ロワイヤルは、私がぼんやりとながら思っていた 007シリーズとはちいとばかしかけ離れていた。最初の方は「古いからかなぁ〜」と思って見ていたのだけど、1時間を過ぎたあたりで「これってコメディかも」という気が確信になってきた。そして最後のドクター・ノア=甥(ウディ・アレンなんだけど)というあたりからは単なるどたばた劇みたいになって終わった。途中でサンダーバードみたいな飛行船が出てきたときにはびっくりしたけど、変に違和感がなかったことがいちばん驚いた。
イギリス映画特有の(?)風刺がかった描写はとてもよく、当時はとても斬新だったんじゃないかなぁ〜。アメリカからの援軍が…なんて言いつつインディアンとかがやってきちゃうあたり、今はいきすぎのような気もしちゃうんだけど。エンドからエンドロールへうつるところなんかも私的にはとても好みな感じでした。古い映画なのに何かやるぅと思ってしまいましたよ。
当時の作品として2時間越えは、かなり長く、内容も中だるみしてない?と思う個所も多かったですが、美女満載とジェームズ・ボンドありきをやるには仕方のない時間かなぁと思いました。ま、そういう意味では基本のワールドは保たれてるのかなぁ。ちょっと 007自身がパンチが足りなかった気がしますけどね〜。